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​カウンセラー紹介

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​川口 江美子

(かわぐち えみこ)

ホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

カウンセラーを選ぶ際、相性や自分の悩みを話しても大丈夫と思えるかどうかは、大切なポイントになってくると思います。

そこで、カウンセリングを受けるかどうかの参考にしていただきたいと思い、ここで私のことをお伝えさせていただこうと思います。

臨床心理学への興味

私は、家庭や学校、習い事などの場面で自分が受けてきた「教育」について、その恩恵を感じながらもさまざまな疑問も感じながら成長し、大学では教育学を専攻しました。

その学びの中で、ペスタロッチやR.シュタイナーといった世界の教育者の理念の根底に、人間が本来的に持っている力を信じる気持ちがあることに感動しました。

しかし、当時の日本では、虐待やいじめなどさまざまな「教育」場面で苦しんでいる方がいる。

 すでについてしまった心の傷を癒す方法はあるのだろうか。

私は臨床心理学に興味を持ちました。

ちょうどその頃、祖父がうつ病と糖尿病でふせってしまいました。

​そんな祖父に会いに行くと、昔よく聞かせてくれた祖父自身の昔話を始めます。

普段の様子とは違い、とてもいきいきとして、当時の流行歌を大きな声で歌ってくれます。

 「話を聞こうとする人がいることは、人のいきいきとした力を引き出すのかもしれない。」

当時の私は、そんな風に感じ、そこに、臨床心理士という職業の可能性を感じました。

それから、臨床心理士の養成課程のある大学院で学び、精神科単科病院や福祉施設などで心理士として働くようになりました。

より良い支援をしていくには…

そして働きながら、実感したことがあります。

それは、”私自身の心の状態が、支援を求められている方に影響を及ぼす”ということです。

支援を求めらている方に応えられるような支援をしていくためには、自分の心を整える必要があると実感しました。

本で読んだ知識を日常で試したり、ワークブックに書き込んだり、フラワーレメディも試してみました。

そうする中で、一人で行き着けるところには行き着いた感覚があり、これ以上は専門家と一緒に自分自身をケアしていく経験をしてみたいと、感情と体験に焦点を当てたカウンセリングを受け始めました。

 

私のカウンセリング体験

それまで、一人で解決しようと頑張ったことに疲れていたタイミングでもあり、一緒に感じ、考えようとしてくれる専門家の存在は、その時の私にとって、とても温かく、心に染み渡る経験となりました。

 「一人じゃない」「一人で抱えなくてもいい」

そう思えることの貴重さ、ほっと力が抜ける感覚。

カウンセラーと一緒にたくさんの過去の自分に会いに行き、その時フタをした本当の感情を感じ直し、過去の自分との関係を作り直す時間をとりました。

その経験は、私が心理士として働いてきたと言えど、一人でできることではありません。

カウンセラーが一緒にいたからこそ、セルフケアとはまた違う、新鮮な体験ができたのだと思っています。

身体とこころのつながりに気づく

そんな時間を通して、6歳の時の転落事故の経験が蘇りました。

私は、とても失敗を恐れる性格だったのですが、それがその時の経験と結びつきました。

その経験が、「失敗すると大変なことになる」という信念と恐怖の一つの元になっていたのです。

自分の信念や感情が、実は事故の影響を受けていたとわかったことは、自分を見る視点が広がる、大きなきっかけとなりました。

そして、その経験が身体に刻み付けられていることも実感し、身体の記憶とつながりながらトラウマを癒すSE(ソマティック・エクスペリエンシング)™️に興味を持ち、トレーニングを始めました。

今お伝えしたいこと​

過去にあった事実は変わらない。

けれど、その事実につきまとっている感情やイメージ、身体感覚、意味付けは、少しずつでも「今、ここ」で上書きしていくことができる。

それが、私がカウンセリングを受けてきながら、今、感じていることです。

 

人によれば、セルフケアをしながらいろいろな人と交流する中で、同じような道を辿ることもあると思います。

しかし、カウンセリングという自分のためだけの時間を、専門家と一緒に重ねていくことで、それまで怖くて見れなかったもの、抱えきれなかったもの、行き詰まっているものを、また違った角度から癒していける。

一人でセルフケアを頑張った経験と、カウンセラーと一緒に取り組んだ経験を通して、今の私はそう感じています。

カウンセリングは、今までのあなたの頑張りを否定するものでは、決してありません。

あなた自身が今まで向かい合ってきたからこそ得たものは、揺るぎないとても大きな財産です。

それは、カウンセリングを受ける時も、あなたを支えてくれる大切なリソース(資源)になります。

 けれど、少し一人で頑張ることに疲れたり、行き詰まりを感じたり、孤独や不安を感じていたら…。

カウンセラーと一緒に、自分の悩みに取り組んでみるのはどうでしょうか。

​ 来談される方のお気持ちに応えられるように、私自身も自分をアップデートさせる時間をもちながら、お待ちしています。

♦︎

これまで受けてきた​心理療法のトレーニング​

AEDP™️ 

AEDP™️ Institute  immersion  修了

AEDP™️ Institute  Essential Skills1 修了

AEDP™️認定セラピストによるグループ・個人スーパービジョン

ソマティック・エクスペリエンシング(SE)™️

SE™️トレーニング (在籍中/中級)

グループ・個人コンサルテーション

ホログラフィートーク 

  ベーシック 修了

​ボディコネクト・セラピー 

  コアスキルトレーニング 修了

これまで受けてきた​セッション/プログラム

AEDP™️ レベル3セラピストによる教育分析(専門家向けカウンセリング)

​ソマティック・エクスペリエンシング(SE)™️ 個人セッション

​マインドフルネス心理臨床センター主催 

ベーシック講座(援助職のためのマインドフルネス&セルフコンパッション)

マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)8週間プログラム

略歴

​関西学院大学 文学部 教育学科 教育学専修 卒業

徳島大学大学院 人間・自然環境研究科 臨床心理学専攻 修士課程修了

臨床心理士 登録番号:20891

​公認心理師 登録番号:22815

​AEDP™️ レベル2セラピスト

精神科単科病院、B型就労支援施設、就労支援機関にて心理支援を経験

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