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身体にふれる・自分をなだめる

更新日:2月14日




日常の中で、自分の体にそっと触れてみるということをされたご経験はありますか?


愛情や思いやりの気持ちをもって「触れる・触れ合う」ことは、オキシトシンというホルモンを分泌し、副交感神経を優位にし、心拍や血圧を低下させてストレスが低下する効果があること(効果はその他にも)がわかってきています。

(出典『オトナ女子のおうちセルフケア 自分を癒すマッサージ、瞑想、ストレッチ』山口創・中川れい子著 秀和システム)


それは、自分自身に優しく触れる時も同様で、自分自身に温かさや優しさを持ち、穏やかに触れることで、心が動揺している時や緊張している時などに自分自身を優しくなだめてあげることができます。

そう、小さな子が泣いている時に、頭を撫でてあげたり、肩にそっと触れてあげたり…、そうやってなだめてあげるのと同じことが起こるのです。


試しに、そっとご自身の片方または両手を胸に当ててみてあげてください。

あなたは、何を感じますか?

少しほっとする感じ、呼吸が穏やかになる感じ…

逆に慣れないことをしてドキドキする、何か変な感じ…

もしくは、何も感じないという方もいらっしゃるかもしれません。

反応はそれぞれで大丈夫です。

ちなみに私は、自分自身を支える手がここにあることに気づいて、とても気持ちが落ち着きます。


何も感じなかったり、違和感がある方は、自分の頬を優しく手で包んであげたり、お腹の辺りに手を当ててみたり…。

自分にとって、少しでも落ち着く、ほっとする箇所を探してみるのもいいかもしれません。


もし、少しでも自分にとって何か「良い感じ」を感じられる場所があれば、動揺した時や緊張した時、不安を感じた時にそっと触れて、「大丈夫だよ」と自分をなだめてあげることに役立つかもしれません。


自分にとって無理のない、でも、少しでもほっとしたり、ましな感じになるセルフケアがいくつかあると、何かあった時にいつもの自分に還り、また日々を営んでいける備えになるかもしれません。




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